柳家三亀松
艶笑三亀松節 (10inch)

三亀松節とよばれたそのスタイル
柳家金語楼と並び東京吉本の大看板として人気を博した柳家三亀松。七・七・七・五の音数律を基本とする都都逸をそれ単体のみで演じるのではなくストーリーの中へと盛り込み、「アハァーん」や「イヤァーん」などの女性の鼻の掛かったお色気模写などで観客を惹きつける漫談を確立。三亀松節とよばれたそのスタイルは内容の過激さから寄席で禁止令が出たり、SP盤が発禁になったというエピソードまで残されるほどでした。本作はそんな三亀松の名人芸を堪能できる1枚。旦那と芸者の掛け合いが展開していく演目で、下世話な過激さを期待するとすると少々肩透かしを食らうかもしれませんが、リズム感のある名調子とまるで戦前ブルースを聴いているような三味線のプレイにはやはり引き込まれてしまいます。漫談には珍しいピアノなども入りますが(江利チエミの父 久保益雄??)、艶と粋にモダンまで織り交ぜる三亀松の発想の豊かさが存分に広がっています。

10inch/キングレコード/日本盤
盤質/ジャケット EX/EX(しわあり)





型番 LKF 1264
販売価格 1,650円(税150円)
SOLD OUT

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