ATAHUALPA YUPANQUI
El Payador Perseguido (LP)

ユパンキの生き様を紐解くような録音
アルゼンチンの至宝にしてフォークローレの神と言われたアタウアルパ・ユパンキ。1930年代に数多くの作品をリリースしながらも、その活動が反政治的ということで国を追われるなど、彼の人生は波乱に満ちたものでしたが、この作品にはまるで、そんなユパンキの生き様を紐解くような哀愁が滲み出るようです。情報(ラテン語のため)がないため録音時期、内容ともに詳細不明ですが、ラジオ番組か何かの音源でしょうか?1972年のリリース、ユパンキによるギターの演奏はもちろん、歌、そして自身による語りで構成されるというなんとも特殊な内容のアルバム。無駄な装飾が一切存在しないむき出しの臨場感はユパンキの息遣いまで聴こえてきそうな独特な空気に覆われています。フォークやブルース、サンバなど、「音楽はその人生を反映したもの」などと言われますが、この作品もまさにそのもの。語りも含めユパンキという人間味を存分に味わうことのできる逸品。ラテン圏特有の陽の裏に潜む悲しみや色香も濃厚に収められています。

LP/EMI/VENEZUELA盤
盤質/ジャケット EX+/EX

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型番 OPL-7327
販売価格 2,200円(税200円)
SOLD OUT

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