近田春夫
天然の美 (LP)

YMOも参加した初のソロアルバム
ハルヲフォンとして、歌謡曲のオルタナティヴを追求していた近田春夫がその活動を終えリリースした1979年初のソロアルバム。4曲のアレンジをブレイク前夜のYMO (松武秀樹含む)に委ねエレクトロニックを導入した野心的な内容ながら筒美京平、宇崎竜童をはじめとした往年の作詞作曲家陣も多数起用するなど、これまでの歌謡曲とこれからのポップスシーンを担う才能が近田春夫のもと交錯した分岐的名盤。楳図かずおが作詞した「エレクトリック・ラブ・ストーリー」はじめとしたYMOが絡んだ曲にやはり注目が行きがちですが、近田春夫の歌い手としての魅力がより深まっているところが何と言っても本作の核となる部分。筒美京平作「罪なレディ」で醸し出す極上の大人のムードは本作のハイライトと言えるでしょう!

LP/キング/日本盤
盤質/ジャケット M-/EX+(帯・ライナーあり)

エレクトリック・ラブ・ストーリー

罪なレディ

哀愁専科

ワンシーン
型番 SKS-1026
販売価格 2,310円(税210円)
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