行ったら最期、戻ってこれない音旅行
これぞサン・ラ史における怪盤最右翼!?1978年1月23日イタリアはミラノにおけるパフォーマンスの実況録音である本作は、カルテット編成という低予算ツアーの苦境が逆に功を奏したのか、氾濫した電化マイルスがスロビング・グリッスルやスーサイドなどニューウェイヴ〜ポストパンクの流れへと合流したようなものすごい宇宙大河を作り上げています。チープなリズムボックスの上を乱舞するオルガン、ムーグ、サックス、トランペット…のフリーセッション。激レアのオリジナルをサンラ周辺の強烈なカタログ誇る英国「ART YARD」が再発した2005年盤。行ったら最期、戻ってこれないブラックホールのような音旅行。いってらっしゃい!
LP/ART YARD/UK盤
盤質/ジャケット EX+/EX
Disco 3000
Friendly Galaxy
Dance Of The Cosmo-Aliens