幻想の世界の深淵へ迷い込むようなムード
NYのジャズシンガー、モーガナ・キング1973年のアルバム。ボブ・ジェイムスがアレンジャーとしてクレジットされるなどジャズ系のアーティストが脇を固める作品ですが、スティーヴィー・ワンダー、ダニー・ハサウェイ、ケニー・ランキンといった選曲はジャズというよりはニューソウル〜SSWの流れに対応したような佇まいと言えるかもしれません。しかしこのアルバムが単なるSSW的アルバムにとどまらないのは彼女のヴォーカル。スピリチュアル?という表現が適切ではないかもしれませんがかなり特徴的な歌唱法で、耳当たりの良い間口から引き込まれたら最後、次第に幻想の世界の深淵へ迷い込むような危険なムードが漂っています。「JENNIFER HAD」からの3曲はおとぎの国のような彼女のミステリアスな魅力を表すような強烈な流れ。CTIの洗練とはまた違ったボブ・ジェイムスの生々しいアレンジも見事です!
LP/PARAMOUNT/輸入盤
盤質/ジャケット EX+/EX (スレあり)
YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE
JENNIFER HAD
AS LONG AS HE WILL STAY
THE SANDS OF TIME AND CHANGES
LIKE A SEED